アーティスティック・ラーメン

投稿日:2013年6月2日


皆さんこんにちは。

 

 

ケアステーション暖では日々数々のレクリエーションが行われていますが、中でもひときわ皆様が真剣に集中して行われているものが、習字です。

 

若かりし頃からもう半世紀以上も続けているような有段者や、ここ暖にきて子供のとき以来筆を持ったという方も多くいらっしゃいます。

 

 

 

有段者の方はご自宅から愛用の筆など習字道具を持ってこられますが、これがまた見事なもの。

 

福建省だか黒鍵省だかの人里はなれた奥地。書の秘蹟を今に伝えるという小さな寺院にひっそりと住まう書の道を究めた陳老子より、長年の修行の果てに賜った一品。

 

と言われても不思議ではない、ただならぬ貫禄が溢れています。

 

とはいえそんな「な○でも鑑定団」に出てくるようなお宝は暖にはないので、そのあたりの文房具屋で売ってるいたってフツウの筆で書いていただきますが、弘法筆を選ばず、とも言いますし、問題ないでしょう。

 

 

 

このA様を一言で表すなら?

もちろん「元気」。

字からもそれが伝わってくる一筆書きでした。

 

 

今回初めてお願いして書いていただきました。暖最高齢、100歳越えのB様。

 

おばあさんはもう習字なんて忘れちまったよ、といいながらも筆を持つ手はしっかりと、一筆ひとふでぶに迷いがありません。

 

子供のとき以来筆を持ったということです、それが本当ならもしかしたら90年ぶりくらいなわけで、忘れるのも無理はないところです。ですが、このほかにも色々と書いていただきました。

 

 

さて、今回のタイトルに疑問符が浮かんだ方も多かったと思いますし、私もどうかと思いましたが、この写真を見れば納得していただけるかと思います。

 

 

ニューヨークとかパリの現代アート美術館あたりに飾ってあっても全く不思議ではない、アーティスティックな「ラーメン」の一文字。

 

 

お客様、スタッフ一同、思わず「フーム・・・」と見入ってしまいました。

やっぱり一世紀以上の年月に裏打ちされたものは、確かにあるものなのだなぁ、と妙に納得する私たちでした。

 

来週も習字を行う機会があります。またB様にご登場願って、びっくりするような独創的作品を、今度も見せていただければ、と思っています。