土用の前に

投稿日:2013年7月21日


皆さんこんにちは。

 

 

 

土用の丑の日、といえば、熱心なケアステーション暖のブログ読者の方のなかには、とある過去の記事に思い至ることがあるかもしれません。

 

 

そう、高騰するウナギ相場に業を煮やし、ついには自らつりに赴く我々の無謀な雄姿。

 

 

フグの呪いに悩まされながらも、とうとう一匹のウナギを吊り上げた、汗と涙とため息の、あの奮闘記録。

(http://hachifuku.com/378.html)参照。

当事者として、まるで昨日のことのように思い返されますが、みなさんも同じように感じるのではないでしょうか。一年ってあっという間だなぁ、と。

 

 

 

しかしてあのときのウナギは、なんとまだ生きています。

 

 

 

飼っているうち情が沸いて、スタッフが事前に用意しておいたウナギ捌(6800円也)を使うこともなく、遂には次の年の丑の日まで生きながらえるとは、なかなかの強運と複雑な事情を持ったウナギといえるでしょう。

 

 

結局今年も彼の出番はなく、今ではケアステーション暖の粘液系ペットとして、「食べるのは可哀想だけど、愛でるって感じでもないし・・・」と、お客様から一定の支持を集めているのでした。

 

 

 

 

さてさて、だからといっていかにウナギが高騰しようと、土用丑の日は容赦なく訪れます。

 

 

 

なんでもニホンウナギが絶滅危惧種に指定されるとかされないとか、万が一去年のように釣りに赴いたとして、密漁で捕まっては昨年釣った彼に笑われようと言うものです。

 

 

 

 

そこで例年のように社長にお出ましいただき、ポケットマネーでウナギを購入していただくことに相成りました。

 

 

 

 

※明日から使えるビジネスマナー初級編

  レッスン1「いいんですか? ご馳走様です」

 おごられる際には、「ご馳走様です」だけではいささか慇懃無礼です。前置詞に「いいんですか?」をおくのがポイント。これにより謝意を伝えやすくなり、双方気分よくおごり、おごられることができるのです。

 

 

 

 

 

 

 

では早速ウナギを・・・と思い目を移すと、暗緑のウナギ配色とは程遠い原色野菜を処理する主婦連。

 

 

いったいなにがはじまるんです?

 

 

 

 

よくよく聞いてみると、どうやら今日は「生野菜を食べよう」の日だそうです。

いや別にカレンダーでそう決まっているわけではなく、暑い日が続くから生野菜を沢山食べてミネラルを補給しましょう、と前回ご利用の際の井戸端会議で決議してたみたいで、私は全く当日まで知りませんでしたが、とにかくそういうことのようです。

 

 

 

どおりで朝、お客様が到着したとき、めいめいビニール袋をぶら下げていたわけだわい。

 

 

 

 

しかしどうですか、この鮮やかな、あか! みどり!

なんだか、これから始まるパーティーに登場するスペッシャルゥなケーキのようで、心も躍るというものです。

 

 

 

 

 

 

 

いやいや、メインはあくまでウナギなんですってば。

じゃないとわざわざ国産、それも鹿児島産にこだわった社長に対して申し訳ないというものです。

 

 

 

 

 

 

みなさん、普段は「ご飯」、「おかず」、「味噌汁」の三点セットが当たり前だった、昼食!

 

 

 それがですよ、今日ばかりは「うな重」、「おかず」、「味噌汁」の、なんと豪華限定版となります!

 

 

 

 しかも弁当からのグレードアップ費用は当社が負担! 取り付けや下取りも当社指定の業者が無料で行います!

 

 

今なら更に! お得な「おやつ」もつけて、なんとたったの500円!

 

 

 

 

皆さん、これは買わないと、夏を乗り切れません! 是非この機会にご購入ください!

 

 

 

番号は042-703-6612で、お願いします!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

などと名物社長の通販番組のように触れ回りたいのをぐっとこらえて配膳します。

 

 

 

魚は嫌い、が口癖の方であっても、不思議とウナギは大好物。

 

ただ、なかにはウナギの皮や油が好きではない、と言う方もいらっしゃいます。そんな方には・・・

 

 

介護のぷろふぇっしょなる である我々にぬかりはありません。

見た目ウナギにそっくりのサンマの蒲焼。これは味付けもウナギ蒲焼風の甘辛いたれで、見た目で丑の日を感じてもらおうと用意しておきました。

 

 

 「よかったー、昔からウナギは苦手だったから、この2,3日びくびくしてたのよ。何気なく言ったウナギ苦手って言葉、覚えてくれてて、ありがとうね」

 

 

 

ふふふ、いかな些細な言葉も逃さず拾わさせていただきますよ。

 

 

 

 

 

 

 

さて、今年も無事生き延びることのできた粘液系ペットの彼。

 

 

来年の土用が訪れるその日まで、ぬるぬると冷暖房の効いた室内で安楽に過ごしてもらえればと思います。

※ちなみに、うなぎの人工飼育下の寿命は50年に達するとのこと。長い付き合いになりそうです。