秋の味覚の急先鋒:サンマ再び!

投稿日:2013年9月22日


皆さんこんにちは。

 

 

 

 

残暑厳しい折、いかがお過ごしでしょうか。

 

 

九月も下旬だというのにもかかわらず、日中の暑さは30度越えが続いて辟易するものの、朝晩に感じる少し冷たい秋の空気に触れ、今がまさに季節の変わり目なんだなぁ、と実感している情緒不安定な近頃。

 

 

 

意地でも素麺しか食ってやらない、素麺なら毎食でもいいと、毎夜暑さのなかお夕飯プラス素麺をかっくらっていたお客様も、そろそろ冬に備えた秋の味覚に興味が移ってきたようです。

 

 

 

食欲の秋。

 

 

来る厳しい冬に備えて少しでも栄養を蓄えておこうという、我々のDNAに刻み込まれた本能の季節。

 

 

 

本能の赴くまま、秋の味覚を食らうことこそ、ヒトという生物としての正道と言えましょう。

 

 

 

 

 

http://hachifuku.com/751.html

さてちょうど一年前、このようなブログ記事を掲載しました。

 

 

 

 

そう、秋の味覚の急先鋒、刺身でも食べられる鮮度に加え、程よく脂ものった北海道サンマ。

 

 

今年もまた、サンマが美味しい季節が巡ってきたのです。ならば炭で焼いて食べないわけには参りません。

 

(余談ですが、年が巡りイベントも一周し、過去のイベント記事もあわせて紹介できるようになりました。年輪の積み重ねというものを実感します。また来年のこの時期、サンマを焼いて皆さんにご報告したいと、今から思っています)

 

 

朝市で仕入れてきた極上サンマ。その数、実に26匹。果たして食いきれるのか・・・!?

(ちなみにケアステーション暖は1日の定員10人の小規模型デイサービスです)

 

 

箱に並べ、塩を振っていきます。

この日たまたま調理に当たられたお客様。

実は元・魚屋(!)

 

 

 

 

ということで、本職が振るう塩さばきをとくと堪能しました。残像閃く スナップショット! 年季が違います。

 

 

 

昨年も登場願ったサンマ焼きのベテラン。今年もご助力頂きました。

 

 

 

今年は前年使った七輪ではなく、なんとU字溝を駆使してサンマに挑みます。(U字溝とはなんぞや、という大多数の方々は、グーグル先生あたりに質問してみて下さい)

 

 

 

今年はいい炭を買ってきたから、火の付きがぜんぜん違うよ! とベテランこと名人。

 

炭の良し悪しなんぞ一切関知できないシロウトスタッフでしたが

 

 

 

ちょ、ま、分かった、俺が悪かったって!

 

 

 

写真を撮るのも難儀するほどの白煙。

身をもって良い炭の威力を実感しました。

 

 

 

 

 

 

ブレイクタイム。

 

 

 

大根おろしもサンマには欠かせません。

 

しきりに「家から大きなステンレス製のおろし金持ってくるんだったわぁ」と嘆く本職。

 

 

 

 嘆きとは裏腹に五分と待たず摩り下ろされる大根2本。

 

 

 

 

 

 

 

この日お手伝いに駆けつけてくれた松丸農園の園長とベテランの2ショット。

なかなかに貴重な一枚です。

 

 

 

 

 

 

 

U字溝を使った現代版サバイバル火起こし術にお客様も興味津々。

 

 

 

そろそろ火が落ち着いてきたかな、と名人ことベテラン。

 

 

 

 

 

先ほど塩を振ったサンマ、満を持して並べます。

 

 

 

 

 

 

七輪で焼く場合、円形ゆえにどうしても頭と尻尾が火圏からはみ出てしまうことがありましたが、ご覧の通り細長いサンマの全身をカバーしています。

 

 

 

U字溝がサンマを焼くことにおいて、七輪を上回る汎用性を発揮することが証明された瞬間でした。

 

 

 

「とかく円形の調理台ではカバーしきれない領域がある。

賢明なる読者が御察知の通り、即ち、それは四隅である。それをU字溝は容易に補完しうるのだ。ちなみに「U字溝」とは時の皇帝の調理番であった「侑治高」から名づけられたというのはあまりに有名な史実である」

 

などと本当のようなうそ情報も信じてしまいそうなくらい、見事にサンマがフィットしております。

 

 

 

 

昨年も当然のようにサンマを焼いていた(↑のリンク参照)サンマ焼き50年のサンマ神が、今年も団扇を持参し駆けつけて下さいました。

 

 

貴重な3ショット。

 

 

 

 

そしてついに食卓へ届けられた ~焼きたてサンマ・大根おろしを添えて~

 

 

 

 

今かまだかと待ち続けるお客様の下へ。

アツアツもご馳走のうち、届いたそばから頂いてください!

 

 

 

 

ハフハフハフ、とサンマをむさぼる事業所内の喧騒から一方、網を一枚外し、

 

「火勢が落ち着いてきた・・・ これくらいでじっくり焼いてやると最高・・・」

 

と爛々と輝く瞳で火を見つめるベテランサンマ焼き職人。

 

 

 

そうしてついに成った最高の焼き上がり作品は、宅にも着かず最後まで手伝って下さったサンマ神に供与されたのでした。

 お疲れ様でした!

 

 

 

 

 

イカ、余話です。

 

 

 

 

 

 

「これくらいの炭具合が最高なのに勿体無い!」

 

 

 

 

そういって名人は、15分姿を消したかと思うと再び現れ、おもむろにビニール袋からイカを取り出してはじっくりと焼き始めました。

 

 

 

ジーワジーワ・・・ とセミが残暑を告げる中、じわじわとイカを焼くケアステーション暖の午後。

 

 

 

 

ジーワジーワ・・・ ジーワジーワ・・・ジーワジーワジッ・・・

 

 

 

ぁー いいにおいがしてきましたね・・・

 

 

 

隣でシャッターを切り続けていたスタッフBが、おもむろに呟きます。

 

 

 

 

そして。

 

炭の遠赤外線効果プラス煙にいぶされ、この上ない焼き上がりを誇るイカたち。

 

 

 

 

 

 

最高の炭具合であぶられた、最高のイカは、もちろんこの後、限界までサンマで満たされたお客様たちの下へ届けられました。

 

 

 

甘いもの、いや旨いものは別バラ。

 

 

 

名人が最高の火加減で焼き上げたイカが、瞬く間に消費されたことはいうまでもありません。