ひな祭り、既に準備完了

投稿日:2014年2月18日


皆さんこんにちは。

 

 

 

 

今年も女子の健やかな成長を祈る節句の年中行事であるところのひな祭りが近づいてきました。

 

 

 

 

わがケアステーション暖においても、お客様の多くを占める女子たち・・・が・・・ うーん、えぇと、そう。

 

 

 

女性のお客様方が今からひな祭りの準備に余念がありません。

 

 

 

このひな祭りにかける情熱、行事一ヶ月以上も前から燃え滾り、お仕着せの節句行事なんて真っ平御免、自分のための行事に必要な人形くらい自分で用意してやるわ、と人形の自作を決意するほど。

 

 

 

 

 

 

ただし、さすがに雛人形職人はお客様の中にいらっしゃらなかったため、それ相当の技術を持つ先生にお願いしました。

 

 

 

 

 

 

時には農園園長、

 

時には現場で頼れる介護のベテラン、

 

そして時に、有する「おりがみ絵本技能士」の技能を遺憾なく発揮し、様々な芸術作品を貫徹(完徹)で仕上げてしまう偉大なる芸術家。

 

 

 

 

 

そう、農園の園長として今までに何回か当ブログでも登場していただいたM先生に、おりがみでの雛人形作成の教授を願ったのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかしながら、その作成には様々な困難が立ちはだかりました。

 

 

 

 

 

 

曰く、

 

「細かい作業で目が痛い」

 

 

「手先がしびれてるからなかなか折れない」

 

 

「長時間座ってやってると腰が・・・」

 

 

 

 

などなど、おりがみそれ自体の難易度というよりは、お客様個々人の身体的問題が大きな壁となったのです。

 

 

 

 

 

 

 

何せ装飾品も多い雛人形、先生も事前に比較的部品点数の少なく、かつ見栄えも十二分に映えるような折り方を考案して下さいましたが、普段は元気といえどもいかんせんご高齢の面々、這い寄る年波に大苦戦。

 

 

 

 

 

ケアステーション暖で行っている作業療法「ちよがみの集い」実施日、教室内ではお客様同士による腰痛神経痛そのほかもろもろの持病の申告大会となったものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さてそんなこんなで完成ははるか彼方の幾星霜かと危ぶまれていましたが、なんのなんの。

 

はるばる来たぜ函館と、逆巻く年波も乗り越え、皆様無事に次々とオリジナル雛人形を完成させることができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

渾身の作、今回の主役であるお雛様。

気品の中にも母性を感じさせるその姿は、どこか製作者であるお客様自身が反映されているような感覚を覚えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お内裏様

 

親王台(お内裏様が乗っているやたらと立派な台のことをそう呼ぶそうです)も完璧。繧繝錦(うんげんにしき)まで再現しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

さてここで皆さん、お雛様とこのお内裏様、手の角度にもご注目下さい。

 

 

 

・・・お分かりいただけましたでしょうか?

 

 

このように、手の角度など細部に至る心遣いが出来上がりの大きな差になるんですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして五人囃子に三人官女、ぼんぼりなどなど加え勢ぞろいした雛人形たち。

壮観の一言です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは金で折ったぼんぼり。

 

よくよく見ると、二羽のツルが背中合わせに羽を広げています。

 

これほどまでに掛け値なしで「縁起が良い」と心から思えるものに出会ったのは初めてです。なんというオメデタ度数の高さでしょうか。

 

あえて貧困な語彙を晒させていただくなら「超メデタイ!」。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さてさて、そんなこんなでそれぞれ個性的な雛人形一式を作り上げて、ご自宅まで持ち帰られたお客様一同。

 

 

 

 

 

 

いまからひな祭り当日が楽しみでならないと、すでに玄関先に飾ってきたわという方もちらほらいらっしゃいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

お客様「雛人形出しっぱなしにすると晩婚だっていうから、もう飾ってあるの!!! えへへぇ~~(´∀`)」

 

 

 

スタッフ「いいですね。雛人形を早出しした時間からワタシが逆算しましたが、あと3日後に運命の人に出会えます」

 

 

お客様「えーーっ、わたし今ちょっと歯がないし~ つけると痛いから外してるのに、もう何ゆってるのぉ~(ノω`*)ノ”」

 

 

スタッフ(照れてる姿がカワイイ(*’-‘*))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

というわけで、はばかることなく女子の皆様、今だって隙あらば恋愛談義に花が咲く、ひな祭り前夜祭の光景なのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オメデタ度番外編。

※先ほど「これほどまでに掛け値なしで「縁起が良い」と心から思えるものに出会ったのは初めてです。」などという記載がありました。この感情に全くうそ偽りはありませんでした。が、

 

 

 

 

 

・・・ナニコレ

 

 

 

超絶メデタイ感じ!!!!!

 

 

(ちなみにこの作品、上下2つの部品から成り、周囲を囲む複数の鶴の部分はなんと一枚の紙で作り上げたそうです。

 

おりがみ絵本技能士・・・なんてめでたい感じの資格なんだ・・・)

 

 

 

 

 

 

 

 

M先生の底知れない技術、その深奥の一端を垣間見れる作品です。