食欲の秋・序章

投稿日:2014年9月9日


みなさんこんにちは。

 

 

 

 

 

暦の上では中秋の名月も過ぎ、もはや紛うかたなく秋!といって差し支えないはずですが、どうにも9月というと中途半端な「夏」感を覚えるこの頃。

 

 

秋とは10月1日からだと単純な発想でもって世を渡っているのは私だけなのでしょうか。

 

 

この季節、頭が追いつかないどころか、身体が寒暖差についていけず体調を崩すケースも散見されます。

 

みなさんも体調にはくれぐれもご注意いただきたいと思います。

 

 

 

 

 

さて、そんな体調不良とはほとんど無縁のケアステーション暖のお客様。

 

 

まだ若者の範疇にあるはずのスタッフが日々の気候に一喜一憂しては、やれ長袖だ半そでだと騒いでいるのを横目に、常にマイペース。我が道のど真ん中を今日も直進されています。

 

 

 

 

元気の秘訣はと問われるならば、3食しっかり食べることという答えが返ってきますし、暖最年長である方も、100歳を越えてなお、毎食毎食ご自分で全量召し上がられています。

 

 

 

食は人の活気に直結するということは、その実例が目の前にわんさとある以上疑いようがありません。

 

 

 

 

そう、活気とは、健康とはイコール食欲と結びつくのです。

 

これを我々は「健康=食欲」理論と名づけ、広く学会に提唱したいと思ってはいませんが、経験則として感じるわけです。

 

 

 

であるならば、ひとがもっとも活気付くのは、冬に備えて大量に食料を摂取しようと身体が張り切る「秋」なのではないか。

 

 

 

例えばこの栗。

 

 

 

 

なんでも社長が昨日、シイタケ狩りに行った先で、その栽培生産者?さんがシイタケ栽培をやめていて、でも栗拾いができるようだからと、ものはついでに拾ってきたものだそうです。

 

 

 

なんとも牧歌的で、少し足を伸ばせば、ここ相模原にはまだまだ日本の原風景が息づいているということを気づかせてくれるエピソードです。

 

 

 

 

 

せっかくこんなに大きい栗が手に入ったとしたら、やることはひとつでしょう。

 

 

 

そう、これより始まる食欲の秋、そのスタートの号砲とばかりに、栗ご飯を作って皆で食するのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

昔は山栗ってのがあってね、今じゃもう珍しいんだけど・・・

 

と言いながら栗をぶった切るAさん。円形の珍しいまな板・・・と思いきや、羽釜のふたの再利用だそうです。

 

 

 

いや、今日日、羽釜って山栗より珍しいのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

孫に伝来の味を伝える祖母。

 

 

ではなくスパルタでスタッフに料理を叩き込むA様。

 

 

 

んー~~~~・・・?? と眉間のしわがピクピク動き、今まさにだし汁を構成する様々な成分が味蕾を刺激し脳への信号となって伝わっていることが示されています。

 

平たく言うと味見をしているということですね。

 

 

 

その様子をドキドキしながら見守るスタッフ。

 

 

 

 

 

 

 

ちょっとあんた! こっちきなさい! これ、この味付けどう思う!?

 

 

 

まさかの2人目召喚。

 

 

 

 

 

うん! いいんじゃない! ちゃんと味がしてる!

 

 

 

 

美味しい! とかじゃなくて、ちゃんと味がしてる・・・ うーん・・・

 

なんとなく、まぁまぁ「良」とされたようで、スタッフとしても手放しで喜んでいいものか微妙な余韻が残ります。

 

 

 

 

何とはなしに良判定をいただいただし汁で栗を煮て、そこそこ火が通ったところで、※じゃなくて米に栗をのっけます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに栗を煮ただし汁を米にくわえ、一緒に炊き込みます。

 

 

 

 

 

と、ここでも追加調味に関する指導がビシバシ。

 

 

 

 妙に真っ直ぐ伸びたスタッフの背筋が緊張感を物語ります。

 

 

 

 

 

 

待つことしばし・・・

 

 

 

 

 

厳しい指導のかいもあって美味しそうに炊き上がりました。

 

 

 

 

 

ご飯系は炊き立て命。

アツアツをやっつけるのが身上です。

 

 

 

 

 

 

 

 

上品に盛り付けられた栗ご飯。

 

美しさすら感じるたたずまい。

 

 

 

 

それでは皆様お手を拝借

「「「いただきまーす」」」

 

 

 

 

 

 

栗がホクホク!

 

煮崩れてもいないし火加減絶妙!

 

だしもまぁまぁ良い味・・・じゃなくて良いお味が出てて美味しい!

 

 

こんなに大きな栗で栗ご飯なんて久しぶりの贅沢!

 

 

 

などなど、まぁ絶賛の嵐というやつで、近年開催した料理イベントの中でも、かなりの上位に食い込む出来上がりとなりました。

 

 

 

 

 

 

ひとしきり感想を述べた後は黙々と食します。

 

 

 

 

箸と茶碗がぶつかる音、栗やご飯の咀嚼音、散発的に沸くおかわり! の声。そう、これはさながらテレビでよく見る食べ放題チャンピオンの優勝決定戦の光景。

熱気と狂騒のなか、炊飯器二台を埋め尽くしていた栗ご飯はどんどんと減っていきます。

 

 

 

 

 

しかし、なんといっても都合7合炊いた栗ご飯です。

足りなくなることはあるまい・・・などと、毎回の料理イベントの反省もどこへやら、タカをくくっていたスタッフでしたが・・・

 

 

 

 

・・・まさか、なくなるなんて・・・

 

 

 

 

 

冒頭での、健康=食欲という、活きる力についての公式をうっかり失念していたために起きた悲劇でした。

(さすがにそれ以上のおかわりを求める声も挙がらず、栗ご飯をあまらせることもなく無事終了したので、結果オーライといったところでしょう。)

 

 

 

さてさて、これから秋を向かえ冬に向かう日本列島です。

 

 

このたび我々が身をもって証明した新理論「健康=食欲」説ですが、これをより強固な理論にするためにも、この先々で色々な美味しいものをおなか一杯食べて、元気になりたいと思います。