敬老会にサンマ、栗ご飯とその他秋の味覚。そして

投稿日:2014年9月20日


みなさん、こんにちは。

 

 

つい先日までの気候は夏6割5分に秋3割5部といったところでしたが(あくまで体感ですが)、この割合が近頃逆転してきたように思われ、いよいよ秋も深まってきたと感じています。

 

そろそろ朝夕に「冷える」という表現が使われ始めるであろう、まさに秋本番です。

 

 

かまびすしいセミの音も鳴りを潜め、黄昏時ともなればギッチョンギッチョンガチャガチャスイッチョジージーと秋の虫たちの若干喧しくも涼しげな声がとってかわっています。

 

今年も残すところあと少し。

 

 

 

 

さて、今年もやってきた介護・福祉業界的に最大級の慶事である敬老会。

 

お年寄りの原宿は巣鴨ですが、お年寄りのクリスマス的イベントである祝賀会を、ケアステーション暖でも当然、盛大に執り行いました。

 

 

 

 

 

もはや説明するまでもありませんが、たとえ自らが祝われる側であろうとも、自分の口に入るものは極力自分たちで作る、という古き良き日本のヤマトナデシコたち。

 

この晴れの日の料理も自ら手を下すのは当然です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、ここで40年来の付き合いであるA様B様。

敬老会料理の一品目、栗ご飯を巡り各々の主張を戦わせています。

 

 

栗ご飯は醤油ベースに限る派のA様。

 

 

いやいやシンプルに塩だけで味付けしたほうが素材の味が生きる派のB様。

 

 

 

 

双方主張を譲らず、もはや果し合いの末に決着をつけるしかないのかと思ったそのとき。

 

 

 

 

 

 

 

 

よし、じゃあ両方作りましょう。

 

 

 

 

このとき、このお2人がなぜ40年の長きにわたって付き合ってこれたかが、少し分かった気がしました。

 

 

 

 

 

意見が食い違い歩みよりも難しいのなら、それぞれ違う道を行けば良いというわけですね。これがおとなのたいおう、というやつでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうと決まれば栗も山分けしてそれぞれのスタイルで切断。

 

 

 

確かに、栗の切り方ひとつとっても長きにわたるオリジナルスタイルが存在する以上、それぞれが好きなようにやれば争いは起こりません。

 

 

 

お年寄りの処世術に、世界平和の萌芽を見出すスタッフBでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

助っ人C様も加わり、A様の醤油ベース栗ご飯は順調に進んでいきます。

 

 

 

 

 

一方塩味派のB様は栗ご飯はさておき、イカを捌いています。。。っておぃィ?!

 

 

 

 

 

 

これは新鮮でいいイカよ!!!

 

イカソーメンにして、ゲソは焼いて、塩辛もできるね!!!

 

 

 

 

 

 

と食材を前に興奮しきりのB様。もうどうにもとまりません。

 

 

 

 

 

 

っていうか、この軟体はどこから取り出したんですカイ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イカの出所の答え。

 

秋の味覚の急先鋒:サンマ再び!

 

今年も出張して下さいました。ベテラン改めプロです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、U字溝で炭火を起こすこの姿。デジャヴュを覚えます。

 

 

 

 

 

 

 

持ってきてくれたのは、イカだけなんだろうか・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いいえ、メインは私(サンマ)です。

 

 

 

 

 

タイトルで思いっきりサンマ言ってしまっているのでいまさらおどろかれないとは思いますが、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう1度、はい、サンマです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

というわけで、どうやらプロはサンマついでにイカも仕入れてきたようで、さすがのプロ根性というかなんというか。

 

 

 

 

(N○Kの某番組に出演したら、ラストの質問、プロフェッショナルとは? に

 

 

 

そうだねー、プロだったら相手の期待を絶対に上回ってやらないとね、だってくやしいじゃん!

 

 

 

などと名言を残してくれそうな。というかその様子があの歌とともに脳裏に浮かんできてしまいました)

 

 

 

 

 

 

 

いや~、1年あっという間ですねー

 

 

ほんとだよねー、このまえサンマ焼いたと思ってたら「もう」だよ!(笑

 

 

 

 

 

この会話のあと、あわてて背後の布団を避難させました。

あやうく燻製になるところだった。

 

 

 

 

 

 

 

火が起きるまでの間、中の作業も手伝ってくれるプロ。

 

 

 

Aさん、この包丁切れないね! 俺ちょっと研いでくるよ。

 

 

 

そういって持参の砥石を懐から取り出しあっという間にピッカピカに研ぎあげるサンマ焼きのプロ。

 

 

 

何のプロなのかいまいち不明になってきました。

 

 

 

と思っていたら自らなれた手つきで包丁を持った手を動かしています。

 

 

 

いよいよ混乱して来ましたが、ひとまず料理全般のプロとしておきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで、イカ省略(失笑)。

 

 

 

 

エンペラとゲソ。ちょっと多すぎじゃなイカ、と心配になるほどです。これは後ほど網焼きにします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、醤油ベースで煮込んだ栗。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

汁ごとジャーに投入。

 

 

急遽、炊飯器二台態勢をとることになったのは、もちろん、醤油と塩の栗ご飯をそれぞれ作るからであります。

 

 

 

 

 

 

 

もうちょっと醤油をたして、と最後まで味の長生に余念がないA様。

 

 

 

 

 

 

 

そしてまたB様の栗ご飯も、塩というシンプルな味付けだからこそ、その調味・調整には細心の注意を払う必要があります・・・ってサンマの方に払ってんのかヨ!

 

 

 

 

 

思わず突込みが口に出てしまうのは仕方がないと私は思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サンマの前の準備運動(炭の)。

 

 

 

 

火の通しやすいイカを、先に焼いていきます。

 

 

 

 

 周囲に漂う香ばしい香り、パチパチはぜる炭の音。

 

 

 

 

そして風にゆれる風鈴。

 

 

 

 

ここで冷えたビールなんかを一杯飲んだら最高だろうなぁ。と思わずひとりごちるスタッフ。

 

 

 

 

 

 

 

 

料理の鉄人収録現場さながら、シェフたちがあっちこっちで殺気だって動き回っているなか、1人冷静に大根をおろしてくれるのは、縁の下の力持ち的存在、C様。

 

 

 

そしてふんぞり返って応援だけしてくれるのが後ろのD様というわけです。

 

 

ガンバレー、いいぞーはともかく、オーエスオーエスはちょっと違うんじゃないかと思う一同。

 

 

 

 

 

 

 

さて、火勢が落ち着いてきました。

いよいよこれからがサンマを焼くのに適した時間即ちSaury time(サンマ時間)というわけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

目線が必要ないほどの煙に巻かれるプロ。

 

 

 

 

 

炭で焼く秋刀魚の美味しさの秘密のうち、遠赤外線は有名ですが、この煙にいぶされることによる風味の追加も重要だ、とのこと。

 

 

いわば軽い燻製状態になるわけですね。

 

そりゃあご家庭ではなかなか味わえないわけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次々と香ばしく焼きあがるサンマたち。

 

 

 

 

 

 

 

小さい画像ばかりでブログ読者の方に伝わりにくいといけません。

画像クリックで大きいサンマが表示されます!

 

 

 

 

 

 

 

焼きあがったらすぐに更にうつし、熱々のうちにお客様のモトへ運びます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それぞれ紙皿にとりわけ、大根おろしを添えて。

今回紙皿を使いましたが、片付けが楽なのと、なにより陶製の皿だとサンマの熱気をすばやく奪い、風味が落ちるのだとか。

 

 

 

 

 

 

栗ご飯が炊き上がるまでもうしばらく時間がかかりますが、待っていてはせっかくのサンマが温くなってしまう。

 

 

それではサンマに申し訳ないと、構わず食べ始めます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一通り配膳が終わり、目の前に皿が置かれると同時にサンマにかぶりつく皆様です。

 

 

 

 

家で焼くのとぜんぜん違う!

 

 

魚は面倒だから家じゃやらないから、今年初サンマよ!

 

 

刺身で食べられるサンマを焼くなんて贅沢で美味しいわ。

 

 

 

などなど、焼き立てアツアツ大好評です。

 

 

 

焼いたそばからおかわりコール。次々とお客様のおなかに納まっていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

えぇ? 25匹買ってきたのに、もうないの!? とプロもびっくり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうこうしているうちに部屋中に炊き込みご飯の良~い香りが漂い始め・・・

 

 

 

ピー と待ちに待った電子音がなり、栗ご飯の完成です。

 

 

 

 

 

ふたを開けるともうもうと立ち上る湯気とともに、栗のあまり香りがハナをくすぐります。

 

 

アップ。

 

それにしても栗・栗・栗。の栗だらけ。

 

 

 

これは食べ応えがありますね。

 

 

 

ちなみにこちらはB様拘り(?)の塩味栗ご飯です。

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてこちらがA様こだわりのしょうゆ味栗ご飯。

 

 

 

 

 

 

どちらも大変美味しく出来上がりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

さっそく茶碗にとりわけ、今か今かと待ち受けている皆様の下へ運びます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はーいおまちどうさまー

 

 

と、ここで思っても見なかったイモの天ぷらが追加。

 

 

 

管理者の故郷、東京からはるか遠い○○県より地元名産のサツマイモが送られてきたとのことで、おすそ分けがてらイモ天にして振舞ってくれたそうです。

 

 

 

 

イモ天と言いましたが、どれもこれも厚みが三センチ以上あり、よくも火が通ったものだと感心する一品です。東京じゃまず持ってお目にかかれないだろうサイズですが、かの県ではこれが普通なのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

というわけで、栗ご飯(二種類)にサンマの塩焼きとイモの天ぷらが追加され、秋の味覚三役のそろい踏みといったところ。

 

 

 俄然食欲も湧いてきます。

 

 

 

 

 

 

さて、それでは全てが揃ったところで、サンマを幾らか納めた後ではありますが、あらためて。

 

 

 

 

 

 

「「「いただきまーす!!!!!!」」」

 

 

 

 

 

近年まれに見るいただきますコールでした。100デシベルは出ていたのではないでしょうか。

 

 

 

 

満を持して栗ご飯を口に運ぶ皆様。

 

 

 

 

 

「「「おいしい!!!!!!」」」

 

 

 

 

 

 

とこれまた120デシベルは出ているであろう感嘆の声が方々から挙がり、重なります。

 

 

 

 

 

少し甘辛いしょうゆ味は、これぞ栗ご飯って感じ!

 

 

 

ごはんに味がしっかりついてるから、これだけ食べても十分!

 

 

 

粒が立ってるからかめばかむほど味がでてくる!

 

 

 

 

 

と絶賛の嵐。A様、鼻高々。一方塩味栗ご飯。

 

 

 

 

栗の味がよく分かって素朴でいいわ!

 

 

 

サンマと一緒に食べてもお互いが邪魔しないから、合うね!

 

 

イモの天ぷらにも良く合いますよ。おかずと一緒に食べると美味しい栗ご飯なんですね。

 

 

 

 

と、こちらも上々。どんなもんだいとB様。

 

 

 

 

かくして40年越しの決着を果たさんとそれぞれが栗ご飯を作ったわけですが、そのどちらも美味しかったということが証明され、どの道にもそれぞれの意味があったんだと悟ったお2人(多分)。

 

 

 

やるじゃない。

 

 

あなたのも美味しかったわよ。

 

 

 

 

そんなやり取りがあったかどうかは定かではありませんが、ひとまず大団円。めでたしめでたしで、今年の敬老会の昼食会は終了しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

敬老会はじめ各イベントが近づいてくると、スタッフBはある種の覚悟を、毎回決めています。

 

 

 

 

 

アルピニストが登山に辺り、自らの鍛錬や道具の準備を怠らないように、

 

 

また、ボクサーが日々の過酷なトレーニングと減量に身をやつすように。

 

 

 

 

いつ自分の出番が来ても万全の気構えで望めるよう、スタッフBもまた、彼らと同じ次元で自らの身体をコントロールしているのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つまりこういうことです。

 

 

 

 

 

毎度思うことですが、今回もやっぱり思いました。

 

 

 

これはひどい・・・ と。

 

 

 

 

肩口は露わに、胸元も大胆に開き、セレブレティ感溢れ・・・・とか頑張って自らが袖を通す衣類を擁護しようと試みますが、無理ですはい。

 

 

 

 

 

折り悪く、せっかくの敬老会、新たな気持ちで望もうと先日の夜遅くに断髪を行ったのです。

坊主頭にこの格好・・・ 破戒もここに極まれりといったところでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

急に皆様の前に出るの恥ずかしいから、隠れちゃお☆

(ン・・・? なにか急な寒気が・・・してきたな・・・)

 

 

 

 

 

 

ひとりのお客様に悪寒を走らせながら、今日も今日とて、キャサリンの出番がやってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

アルピニストで言えば、難所へのアタック開始。

 

 

ボクサー的には、最強チャンピオンに挑む挑戦者の心境。

 

 

 

 

 

せっかくの武器であるセクシー衣装。活用しない手はない、と胸元を強調して観衆を魅了する作戦に出ます。

 

 

 

のけぞって笑っているように見えるのは気のせいだと信じたいです。

 

 

 

 

 

 

 

チャームポイントである、脇に茂る小さな密林も露わに、いい加減ビンゴゲームの司会進行を始めます。

 

 

 

笑ってもらえるのはいいのですが、笑いすぎて過呼吸に陥ることもあるので、そこらへんの調整は欠かせません。

 

 

 

 

斯様に何事も程々が必要だと思うのですが、私のコスチュームに関しては毎度限界突破のオーバードライブ。

 

 

 

 

身の振り方を考えつつ、数字を読み上げていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実用第一、箱ティッシュの大当たり!

ちょうど切れてたから助かったよ!(B様談)

 

 

 

 

 

 

いやーん、4等賞が芳香剤だなんてステキ! と抱き合う2人。

アロマの香りに包まれた二人の間には誰も割り込めません。

 

 

 

 

はいチーズ! の声に咄嗟でまったく同じポーズを取る二人。

このシンクロニティ。プライスレス。

 

 

 

 

 

 

 

これからの季節にとってもありがたいホッカイロ!

今もなんか怖気寒気がするし、使ってみようかしら!

 

 

 

 

それきっと私のせいです。

 

 

 

 

 

 

 

女性の命、髪のケアに欠かせない高級シャンプー詰め合わせ。

世界が嫉妬する髪へ。

 

 

 

 

もっとも今の私に髪はありませんが。

 

 

 

 

もちろん男性のお客様もめろめろ。

 

なはずが、写真を見るとめろめろというより「たじたじ」といった表現がピッタリです。

 

 

 

 

 

 

 

冬篭りを前に大きな獲物を捕獲し、絶対に逃がさんと頭から丸かじりにしようと牙をむくヒグマと、必死に牙をむきそれに抵抗する小鹿。

 

 

ではなく、大正一桁生まれのお客様と昭和末期のスタッフとの記念写真。

この写真を飾るのには、いささか勇気が必要でしょうが。

 

 

 

 

 

 

 

 

ソファーで2人きり。

照れるお客様をしっかりと抱いてホールド・オン・ミーするスタッフ。

 

 

 

 

 

 

 とまぁ、今年の敬老会もこのように大変賑やか。

美味しいご飯をおなか一杯食べた後は、過呼吸寸前に笑い、心も身体も満たされたようで、帰りの車に乗り込みながら

 

 

 

 

今日は良い一日が過ごせた!

 

 

 

 

 

 

 

などと仰っていただけました。

 

 

 

 

 

 

 

さていかがだったでしょうか。今年も食欲の秋を満喫しているケアステーション暖、その様子の一端をお伝えできたならば幸いです。

 

 

 

 

 

 

私ことスタッフBもまた、明日からは次のイベントに向けて、アルピニストさながらに心身の統一に励んでいきたいと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

それではまた次のブログでお会いしましょう!