毎年恒例、手作り恵方巻新年会!

投稿日:2015年2月6日


ブログをご覧の皆様、こんにちは。

 

 

 

さて、2月もそろそろ一週が過ぎようとしています。一年のうちの最初のひと月は早くも店じまいとなり、もう年明けから一ヶ月を消化したのかと驚くばかりです。

 

 

なにやら年齢を重ねるごとに時間経過が早くなっているような、そんな感覚がどうにも拭い切れなかったアラサーのスタッフBでしたが、どうやらこれは万人に共通する感覚のようで、ジャネーの法則などと呼ばれているそうです。

 

簡単に言えば、50歳の人間の1年は人生の50分の1に過ぎませんが、5歳の人間にとっては5分の1となります。したがって5歳の頃と比べると50歳の人間は(主観で)10倍のスピードで日々が過ぎ去っていく、ということになります。5歳の人間の一日は、50歳と比べて10倍濃い、ともいえますね。

 

そういわれれば「なるほど」と頷いてしまう説得力があります。

 

そこでケアステーション暖ですが、ここには50歳どころかその倍の齢を重ねている方もいらっしゃいます。法則を信じるなら驚くべきことに単純計算で100倍早く時間が流れているということになります。体内時計の針が猛烈なスピードでグルグル回っている様を想像してしまいます。

 

ということは、普段ゆっくりお食事を召し上がっていた様に見えたあの方の手の動き、実は常人の100倍という超高速で手を動かしているが故、我々の眼にはゆっくり動いているように見えた、ということでしょうか。

 

そんな妄想をしていたらいつの間にか法則が発動したのでしょう、一月もはや終わり、新年会を開催しなければと気がついたのが最後の週目前の1月21日水曜日のことでした。

 

単に正月ボケが抜け切っていなかっただけとも取れますが、ジャネーの法則とやらに免じてご勘弁を願いたいと思います。

 

というわけで、先月28日、一月最後の水曜日、毎年恒例の新年会を催しました。

 

今回のメニューは、この時期に合わせて

 

恵方巻きにシジミの潮汁、ポテトサラダに焼き鳥

おやつのフルーツケーキ

 

となっております。もちろん全て自作します。

 

 

 

 

さて、まずは恵方巻の具がひとつ、卵焼きを作ります。

チャッチャカチャッチャカと小気味良い音。

卵を混ぜるコツは? と伺うと

「チャッチャカやるんや」とのこと。技は見て盗めと言うことですね。

 

 

 

ポテトサラダ用にジャガイモを蒸かすと同時に、焼き鳥用の鶏肉を一口サイズに切り分けると同時に、キュウリやタマネギも刻んでいくというマルチタスク。

別の料理の下拵えを同時進行するのは、高度な調理理論が必要なのです。

 

 

 

蒸かしたジャガイモを高速スナップでパタパタ煽るA様。

扇ぐコツは? と伺うと

「手を動かすんや」とのこと。コツは自分で理解しろということですね。

 

 

一方こちらでは既に卵焼きが出来上がり、恵方巻の長さにあわせてカットされていきます。

 

 

 

 

こちらでは、潰したジャガイモと、写真を撮る暇も無いくらい手早くカットされたキュウリとタマネギを手早くシェイク、サラダの出来上がりです。

 

 

 

五合炊きの炊飯器をフル稼働、炊き上がったご飯に酢を投入し大量の酢飯をパタパタします。

足を組み、微笑んで、ポーズを決めてからの、スタイリッシュ・団扇パタパタ。

 

 

 

 

干ししいたけとかんぴょうも、一から戻します。

ある程度煮詰まったらふたをして、蒸し煮にするとちょうど良い柔らかさに。

味もたっぷり染みているだろうその姿は飴色です。周辺一帯、シイタケの力がほとばしり横溢したかのように香気がふわっと広がりました。恍惚とする一同です。

 

 

 

 

焼き鳥は表面に焼き色をつけて・・・

 

 

 

葱をザバっと投入。

 

 

醤油と砂糖で作った甘辛ダレを絡めたら、火を止めてゆっくりじっくり蒸していきます。

自炊の際、胸肉調理の火加減で毎度苦汁をなめていたスタッフBでしたが、なるほど、こうすればパサパサしないでジューシーな仕上がりになるのか、とまたひとつ勉強になりました。

 

 

 

 

さてこちらは恵方巻セットを前に精神統一中のB様。

 

 

 

自然と見物客が回りに集まります。

よく蕎麦屋で、通りに面したガラス張りのブースで職人さんが蕎麦を打っていて、あれは何の為にやっているんだろうと常々思っていましたが、なるほど1つは集客効果を期待してのものだったんですね。

 

 

 

 

次々できあがってくる恵方巻、恵方を向いて黙って丸かじりにするのが習わしですが、切った方が食べやすいので、切ります。

 

 

 

 

さあこちらもいよいよ佳境。蒸し煮にして葱から出てきた水分を、今度は鶏肉に吸わせると言うB様。

吸うんだ、水分! とまたひとつ古来からの調理テクニックを学んだスタッフ、吸収すること鶏の如しです。

 

吸うだけ吸わせたら、焼き鳥完成。

 

 

 

 

サラダも綺麗に盛り付けて、ミニトマトを乗っけて完成!

 

 

 

 

見てください、華やかな色彩の恵方巻断面図を。

まさに御目出度い席に艶やかな彩を加える、縁起の良い風情ではありませんか。

 

さてさて、出来立てを頂くのが何よりの贅沢です。

早速配膳、大急ぎに急いで手を合わせます。

 

 

 

 

今年も宜しくお願いします、いただきまーす!(若干早口)

 

かつてコレほどまで息が合った「いただきます」があっただろうか、というほどのシンクロニティ。恵方巻が持つ結束の力をまざまざと見せ付けます。

 

 

 

さてそのお味はと言うと・・・?

 

 

恵方巻は食べ応えあるねー

普段ならコレ一本でおなか一杯!

かんぴょうも卵も、いいお味ですね。

かんぴょうはシイタケと一緒に煮てあるから、味がすごいしっかりしてて最高!

 

潮汁もシジミの出汁がよく出ていて美味しいわぁ

へたに醤油とか味噌とか入れないで、塩味だからいいんですね

 

鶏肉はすごいジューシー! 胸肉とは思えない!

甘辛のタレとまたよく合うんだ。これと恵方巻だけでも十分満足!

 

 

 

 

というわけで、今回もやっぱり大好評、大満足でした。

いやぁよかったよかった、とバシャバシャ写真を撮っていると、

 

 

 

ちょっとあなた! 写真ばかり撮ってないであなたも食べなさい!

と怪しげな黒服のセールスマンばりに指を突きつけるC様。

 

このC様、「パワフル」という言葉が服を着て歩いているような女丈夫です。

曲がったことが大嫌い、でも面白いことも大好きという、自由な気風のエンジョイ派。

 

他のスタッフがご相伴に預かるなか、1人写真を撮るスタッフを気遣ってくれたようです。

急ぎ撮影を切り上げ、同席させていただきました。

 

お料理の味は、当然ながら大変おいしゅうございました。ご馳走様です。

 

 

 

 

 

 

午後。

コレ以上ないほど楽しそうに生クリームを泡立てるC様です。

 

ちなみに写真では伝わらない音声を、書き言葉で再生しますと

 

「あ~はっはっはっは!!!

 

となります。一切の誇張はありません。呵呵大笑とはこういうことです。

 

 

そう、実はコレ、おやつのケーキ作りの様子。

体操が終わって皆様いささか体力を消耗していますが、C様だけは元気一杯です。この御方の底知れない情熱はどこから湧いてくるのでしょうか。それとも体操後半居眠りしていたから、それで矢鱈に元気なのでしょうか。

 

それにしてもただ生クリームを泡立てる、それがこんなにも楽しそうだなんて。

 

 

 

 

 

C様の後ろでは男性のD様も容赦なく借り出され、人力でガシャガシャともうひとつのボールに入った生クリームをかき混ぜています。

かき混ぜているその横では、大好きなカラオケで美声を披露するE様。

皆様それぞれ一様に楽しそうです。だんだん、E様の「北国の春」のリズムとD様の生クリームをかき回すリズムがシンクロしてきています。そこへボイスパーカッションさながらに、カッカッカと水戸黄門のような笑い声を挙げながら生クリームをかき混ぜるC様が加わります。

 

だいぶ混沌とした空間になってきました。

 

 

 

さて、実際やったことのある方はお分かりになるかと思いますが、この生クリームの泡立てというやつ、完全なる肉体労働、それも相当過酷な部類に含まれるのではないでしょうか。

お菓子作りのファンシーでメルヘンなイメージ、世界観とは全くもって意を異にします。個人的には筋骨隆々の無頼漢が半そでTシャツ姿で汗をびっしりかきながら必死に行っているであろうハードワークの印象です。

 

 

 

 

そんなわけで、D様の次は↑の写真のように、ソファーでくつろぎながら足のマッサージ機にかかっていたB様にお鉢が回り・・・

 

 

 

 

その次は2人初めての共同作業・・・というように、リレー形式で受け継がれていきます。生クリームが。

 

 

さて、そんな皆様の苦労の甲斐もあって、晴れて生クリームのツノが立ちました。

 

 

 

さっそく、汗と涙の結晶をスポンジケーキになすり付けていきます。

ペッタンペッタン、その様は左官屋の如し。中々の手際です。

 

昔(ケーキ作り)やったことあるんですか?

 

「そや、工作でペンキを塗ったことがあってな」

 

って、ケーキじゃなくて左官の方の経験が生きたんですね。人生いつ何が役に立つか分からないものです。

 

 

 

 

あらかた周りを固めたら、上からダバダバーっと容赦なく生クリームを絞っていきます。

苦労した分、あるだけ全部を使わないと勿体無い、とありったけを無造作に搾り出すと、全てが白で覆い尽くされ、一見してケーキに見えなくなりました。まるで雪に埋まった自転車かなにかを模したジオラマのようです。

 

 

 

コレはイカン、と上からデコレーション用のカラフルチョコレートを、塩コショウの要領でパラパラ振っていただきましたらば・・・

 

 

 

 

おぉ?!

三十一あたりで売っていてもおかしくない様なステキなケーキに大変身。

ほーら、予定通りよ。と漫画のように鼻先に生クリームを乗っけたF様が胸を張っていたものです。

無軌道に生クリームを降らせていたように見えましたが、計算ずくだったんですね。いや御見それしました。

 

 

 

 

 

ちなみに2ホール作りましたので、切り分けると一人前がこれくらいの大きさとなります。

茶碗・・・いやドンブリ一杯分くらいはありますね。

 

 

 

 

食べきれるのかいな・・・ などとはもう心配しません。スタッフも去年1年の皆様の甘味摂取状況を間近で拝見しております。

 

 

 

 

 

というわけで、普段少食をもって自認しているG様も問題なく完食されました。

甘さ控えめで、フルーツが沢山入ってるから最後まで美味しく食べられた! とのこと。

これから食が細いときにはこのケーキを作りましょう! と一同大笑いです。

 

そしてC様。

ちょっとあなた! これ美味しいわよ! 食べなさい!

 

と全ての語尾に「!」マークが付くようなハイテンションで、よっぽどこのケーキがお気に召したようです。良かった良かった。

 

 

などと思っていたら、突如目前ににゅっと突き出された、でっかいケーキの塊が刺さったフォーク。

ほら! 口をあけなさい!

と全自動で口いっぱいにケーキを頬張らせてもらったスタッフB。高速咀嚼しようやく嚥下するも、更に追加のケーキを用意してすぐにでも口に放り込んでやろうと待ち構えているC様は、さながら御代わりを押し込むためだけに特化したマシーンのようでした。

 

 

というわけで今年の新年会はいつも通り料理達者の主婦連と、やたらとテンションの高かったC様の大活躍で幕を下ろしました。

願わくば次の行事ではお手柔らかに、C様・・・

 

 

 

さて、次の行事ですが、月初の節分の様子を、先ずは皆様にお伝えしなければならないでしょう。

 

 

一昨年、昨年に引き続き、鬼の登場となるか?

相棒のハナコとの確執は今もなお続いているのか?

そしてさり気なく、前年の鬼に棍棒の一撃をくれているC様。今年の活躍の程は如何に?!

 

などなど、色々な意味で目が離せない内容になる予感がしています。

そのときの様子は、次回更新にてご報告させていただきたいと思います。

 

乞うご期待!

 

それではまた!