米寿を祝う春の誕生会

投稿日:2016年4月3日


 ブログをごらんの皆様、こんにちは。

 

 

 

 

 

 

 

 


春分が過ぎ、この頃は朝夕の寒さも和らいできたのを肌で実感できる、相模原市はケアステーション暖。
だんだんと起床後の着替えも苦にならなくなってきました。

 

 

 

 

 


今年は記録的な暖冬と言われているようですが、しかしいくら暖かい冬とはいえ、冬は冬。基本的に寒いという事実はなんら変わりません。少なくとも個人的には去年の冬と同じくらい寒く感じたものです。

 

 

 

 


その寒い冬もようやく終わりが見えてきました。
卯月に入り桜も満開をむかえ、いよいよ春本番です。

今年ももう三分の一を消化したと言うことで、時の移ろいの早さには驚かされます。

 

 

 

 


さて、先日3月25日は、そんな光陰矢のごとしの集大成のような誕生会イベントの開催日でした。
何せ主賓ときたら

 

 

 

 

 

 

 

「気がついたら88歳になっていた」

 

 

 

 

 

 

 

と言うほど時間感覚を超越した女丈夫です。

 

 

 

 

 

 

 


しかし確かに、10歳のころ想像する25歳の自分ははるか未来という感を覚えたものですが、なってみればあっという間。その間の15年に何があったか、9割以上は忘却のかなたです。

 

 

 

 

 

実感として、気がついたら歳をとっていた、と思うのも当たり前なのかもしれません。

 

 

 

 

 

さて、ケアステーション暖の誕生会イベントといえば、皆様一丸となって料理を作り、おいしく食べて目出度き日を言祝ぎましょう、という流れ。

 

 

 

 

 

 

 

今日のメニューは、

 

 

 

 

 

 

 

 

手羽先炒め煮

 

 

 

 

 

 

 


豆腐とパプリカとシラスサラダ

 

 

 

 

 

 

 

 


サクラエビご飯

 

 

 

 

 

 

 

 

マツタケお吸い物

 

 

 

 

 

 

 

 

 


となっております。
こちらは本日の主賓、25日がまさに米寿の誕生日と言うA様と、そのひとつした、87歳B様の、それぞれの好物をもとに決定したメニュー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

A様は豆腐にシラスは至高の組み合わせだと日夜啓蒙活動に余念がありませんし、

 

 

 

 

 

 

 

 

B様は目にいいからと生パプリカを買ってきてはご飯のお供にバリバリ召し上がられるお方です。

 

 

 

 

 

 

 

 

きっとよろこんでいただけるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 


さて、手羽先ですが、まず表面に焼き色がつくまで焼きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一通り焼きあがったら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


いきなり完成。
大根とゆで卵も手羽とともに綺麗なあめ色になりました。

じっくり煮込んだ手羽はトロトロプルプルでコラーゲンの権化のような様子です。

 

 

 

 

いつの間に大根とゆで卵は投入されたのか疑問に思われる向きもあるでしょうが、これこそ時の流れの速さ、移ろいのはかなさを感じるワンシーンと言えますね。ね。
味付けに難航し途中経過を撮影し忘れていたというわけでは、決してございませんとも。ええ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次はサクラエビご飯です。
炊飯器でお米を炊く際に、2合に対し梅干2個、そしてサクラエビと生姜をトッピング。
味付けは、だしのもとに任せれば間違いありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あとは炊飯器に委任すれば、上手に仕上げてくれます。
簡単にできて美味しい春メニュー、お勧めです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


最後にサラダ。
赤黄色のパプリカは大変見目麗しく、その鮮やかな色味は多くの野菜と比べてもトップクラスなのではないでしょうか。
とりあえず散らしておけば、なんとなく様になる、おしゃれサラダの救世主。しかもビタミンCが豊富ときています。

 


シラスも栄養面でサラダを強化してくれます。
カルシウムという栄養素を体現したかのようなこの小魚、何せ骨も内臓も丸ごと食べるわけですから、一切の無駄なくシラスのすべてを摂取することになります。
小皿一杯100gも食べれば、一日分のカルシウムを摂取することができると言う、怒りっぽい御仁にはぜひお勧めしたい健康食材です。
まぁ100gというと実際は結構な量になるのですが。

 

 


ジャパニーズTOFU・豆腐と言えば世界に誇る日本の栄養食です。
その栄養成分と効用を列記すれば、誕生会のブログ記事が豆腐の栄養学講座となってしまうほど、その有効成分は多岐にわたります。
血圧やコレステロールを下げ、認知症予防効果も期待され、骨粗しょう症にも効果を発揮するなど、もうこれだけでいいんじゃないかな、と言いたくなるほどの千両役者ぶりです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サラダだけ無駄に熱い食材紹介をはさんでしまいました。

ともかく敷いたレタスの上に豆腐をのせ、刻んだパプリカを散らし、シラスをのせれば、意識の高いOLが必ず昼食で追加オーダーしていそうなお洒落サラダが完成しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

作ったからには急いで食べるのが礼儀。

迅速に配膳し、電光石火に手を合わせます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・っと。その前に、今日の誕生会の主賓を代表して、今年米寿のA様、一言ご挨拶をお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

A様「はいはい、料理が冷めないように一言だけ。

気がつけば88年、あっという間でした。人生短いものです。

この先何年生きられるか分りませんが、暖の職員の皆さん、今日同席されている皆さんのお力も借りて、元気に暮らしていければいいと思います。思い起こせば3年前・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

B様「Aさん、なんだか話がながくなりそうやで!(笑)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

A様「おっとっと。あんまり嬉しくてつい舌が回ってしまいそうになりました(笑)。舌はお食事を頂くときに張り切ってまわすとしましょう。それでは皆さん、いただきまーす」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一同「「「いただきます!」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長口上が持ち味のA様と軽妙な突込みが身上のB様との軽妙なるやり取りで、お食事会スタートです。

 

 

 

 

 

 

 

 

「手羽がほろほろ崩れてやわらかい! お箸でなぞるだけでお肉が取れますよ」

 

 

 

 

「一回煮た後になべを氷水につけて冷やしてたけど、あれはなんでなの?

 

 

 

 

 

「煮物って一度温度を下げて4,50度くらいにしてあげると、煮汁が具にしみこむんですよ。筑前煮でもそうして作ったほうが味がしみて美味しい煮物ができるんです」

 

 

 

 

「そう、今回それを手羽煮に応用しようって話してたんですよね。うん、大根や卵にも、ちゃんと味が染みてる」

 

 

 

 

「そういえば以前に何かのイベントで聞いたことがあったかもなぁ」

 

 

 

 

 

「サクラエビのご飯はどうですか? ほとんど炊飯器にお任せだったんだけど」

 

 

 

 

 

 

「梅の味はしないものなんですね。ほのかにサクラエビの香りが広がって、春の味って感じですね」

 

 

 

 

「色もほんのりピンクで、目にも美しくて気持ちも華やぐやねー」

 

 

 

 

 

「ほらBさん、いつもかじってるパプリカが入ってるよ。たまにはちゃんと切ってもらったのを食べたら(笑い)」

 

 

 

 

 

「あぁほんまや、なんやこうしてみるとずいぶん洒落とるね。・・・うん食べやすい。今度から切って食べよかな(笑)」

 

 

 

 

 

 

毎度おなじみの賑やかし昼食風景となりました。主賓のお二人も満足していただいたようで、何よりです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、祝賀会も恙無く終わり、いつものリハビリメニューをこなして小腹も空いてきたおやつ時。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スタッフ「皆さん、今日は誕生会と言うことで、おやつもスペシャルです。それでは消灯!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

薄暗闇のなか、それぞれ8本と7本の蝋燭が立てられたケーキが運ばれてきます。

思わず拍手とともに笑顔がこぼれる皆様。

ケーキを前にしたときのトキメキはいくつになっても変わりません。

 

 

 

 

 

 

 

ハッピーバースデイの歌を合唱し、いっせいに吹き消していただきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日の主役のお二人には、更に特別に個別でケーキをご用意しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これ以上ないほどのスマイルを頂きました!

B様には桜とイチゴのケーキ。B様的に、なんとなくビタミンが入っていそうなものがお好きだろうとチョイスしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「えー、こんなよさそうなのもらってええの? いやー、今日はえらい日やな!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

米寿のA様には抹茶のケーキ。

あまり甘いものは好まないということで、甘さ控えめ。

「誕生日祝ってくれるのなんてココくらい!」

 

 

 

 

 

 

 

とダブルピースで喜びを表されています。

(ちなみにこの日に記載した連絡ノートを後日目にすると、{敬老会のお祝いをしました}の記述部分に赤丸がしてありました。よほど嬉しかったんですね。スタッフも嬉しくなり、余ったスペースに{次は90歳のお祝いですね!}と追加させていただきました)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、いかがでしたでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

季節の料理を作り、食べて、春の訪れを実感した今日の誕生会でしたが、こうやってさまざまな形で季節を感じることは、きっと大事なことなのでしょうね。

 

 

 

 

 

 

 

桜の開花も相俟って、皆様の心にも本格的に春が訪れたようでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また折々のイベントを開催した際には、ブログで皆様にご紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それではまた!