民謡の力

投稿日:2012年2月16日


皆さんこんにちは。

 

 

本日はケアステーション暖での一日の流れや、サービス内容を知っていただこうということで、体験利用のお客様をお迎えしました。

 

 

何事も初めての時は不安を覚え緊張するものです。 最初のデイサービスご利用時、皆さま緊張の面持ちで暖の玄関をくぐられますが、席につきコーヒーをお出しして会話が始まれば、ものの15分ですっかり打ち解けられる方が多いです。

 

 

控え目であまりご自分からは発言をされないような奥ゆかしい方であっても、2回目、3回目のご利用時には何年も前から顔見知りだったかのごとく、会話に花を咲かせておられます。

 

 

この、どんな方の緊張も解し、打ち解けずにはいられない不思議な空気ですが、やはり先輩お客様方のウェルカムでどんとこいなムードのおかげにほかなりません。

 

 

最初自分も感じていた不安を、今まさにこの人も感じているのだ、と皆さま率先して(というか我先にというか)話しかけてくださいます。 そこにほんのちょっとスタッフの気配りもプラスして、この柔らかな雰囲気が出来ているのではないかなぁと、初回利用のお客様の、当初の緊張顔から段々と笑顔があふれる過程を見るたびに思っています。

 

 

話が逸れましたが、今日いらっしゃった方はもともとの社交的な性格も相まって、それこそ瞬間的に場に馴染んでいたように感じました。

 

 

十年来の友人同士のように、時には笑い時には眉を寄せて会話に興じられています。 その会話の中で、その方は去年まで民謡をやっていらしたということが発覚、お客様のリクエストを受け、スタッフ自慢のIPhoneでいそいで検索してみました。

 

 

「さんさ時雨」から「箱根馬子唄」など 日本に古くから伝わる民謡をYouTubeで探し出し、音量マックスで流します。

 

ちなみにこのIPhoneですが、どこにいてもネットで検索ができ動画も流せるので、このような急なリクエストにも迅速に答えることができます。すこぶる便利です。

 

 

さて、「宮城の君が代」と言われるほど県民にとっては馴染み深いこの「さんさ時雨」。 YouTubeの動画に合わせてお客様、いや民謡唄い様が歌い始めると、どこからともなく 「いやぁ懐かしいねぇ(涙ぐむ)」 「子供が寝ないとき、よく子守唄で歌っていたよ」 とお客様が回りに集まりはじめ、ついには 「昔おばあちゃんが良く歌ってたわ。懐かしくて事務所から出てきちゃいました」 と当事業所のケアマネさんまで聴きに来るほど。

斯様に、歌の、音楽の力とは偉大なものです。

 

 

老若男女巻き込み、民謡の集いからカラオケの集いに移行した我々は、体験利用の民謡唄い様が帰ったあともまだ歌い続け、気が付けば17時過ぎ。

 

カラオケになると決まって終了予定時間をオーバーするのはご愛嬌ですが、民謡唄い様が暖をご利用となれば、そのたびに歌と音楽の偉大さを、時間のオ-ーバーと共に実感することになるかと思います。

 

 

さて、17時15分で収まるものか。今から進行役たるスタッフの手腕が問われている気がしてなりません.