趣味はおりがみ!

投稿日:2012年2月23日


みなさんこんにちは。

 

 

さて、唐突で恐縮ですが、ケアステーション暖のひとつの特色として、「おりがみ陶芸ができる」ということがあります。

 

 

 このおりがみ陶芸ですが、これは人の原点のひとつである「土に触れる」ということに対する、私たちなりのアプローチの一つでもあります。

 

 

例えばお年寄りの中には、子供の頃畑仕事を手伝っておられた方は非常に多くいらっしゃいます。大人になってからも園芸などで日常的に土に触れてこられた方もまた、多くいらっしゃいます。

 

 

そのためお年寄りが暮らす福祉施設などでは、作業療法やリハビリの一環として園芸を取り入れているところが沢山あります。

 

 

ケアステーション暖でも土いじりをサービスに取り入れようと、プランターで作る野菜などの園芸を行おうと試行錯誤したことがありました。

 

 

その計画自体は、大量のプランターを置くためのスペース不足などの問題から止む無く中止となりましたが、では他に何かないかと考えた時に陶芸はどうか、となったわけです。

 

 

ただし、ただの陶芸なら他にいくらでも行なっているところはありますし、そういう施設においても、参加者の多くはかつての陶芸経験者で、新しくはじめようという方のハードルは高いものです。

 

 

そこでこの「おりがみ陶芸」、 誰もが小さい頃一度は行うであろうおりがみの気安さと、それを焼くと陶器になるというサプライズ。 陶芸用紙は土で出来ているため「土いじり」にも通じるという一石三鳥、まさに夢の技術です。

 

 

 これまで多くの方々がおりがみ陶芸を行い、数多の作品を生み出してこられました。 が、ご覧のようにどなたも楽しめるこのおりがみ陶芸、実は男性の参加者は非常に少ないのです。

 

 

体験教室を始めた約半年前から思い返しても、確か、お一人くらいしか男性参加者はいなかったのではないでしょうか。

 

 

そんなわけで今まで中々男性のお客様におりがみ陶芸を体験していただけませんでしたが、今度新しくいらっしゃるお客様は男性(仮にAさんとします)で、しかもなんとおりがみが趣味とのことです。

 

 

 ご見学の際にも、練習にとお渡しした普通のおりがみを、目にもとまらないスピードでツルに仕立て上げており、本番のおりがみ陶芸作成に向けてスタッフの期待も俄然高まっていたのです。

 

 

さてそんな期待を一心に背負っているとは露知らず、齢90を軽く超えているとはとても思えない矍鑠(かくしゃく)とした足取りで玄関をくぐられたA様。

 

 

ほかのお客様との自己紹介も和やかに滞りなく進み、一息ついたところで早速その手腕を披露していただきました。 おりがみ陶芸用紙は100%土であり、水で濡らしながら折るため、通常の折り紙よりおりにくく難しいのですが、「昔やってましたから」と謙遜しながらも淀みなく動く手先は、流石というほかありません。

 

 

周りで見学していた方々一同、感嘆の眼差しを送る中、完成した作品がこれです。

 

 

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ツル自体の出来の素晴らしさももちろんですが、折っている最中が楽しくて仕方がないというような素敵な笑顔や、その若々しい装いにも要・注目です。

 

 

 

 折り紙が趣味ということで今後も色々と作品を作っていただけるであろうA様ですが、今後も作成されたものは折を見て紹介させていただきたいと思います。

 

 

 

 

ご期待下さい。