たいそう旨いジャガ芋ば、けぇ(食え) ~昼食の場で。お客様より~

投稿日:2012年6月22日


皆さんこんにちわ。

 

 

前々回更新の際に、ケアステーション暖の玄関前に植えたゴーヤをご紹介させて頂きました。

 

過去にもナスやキューリ、大葉に唐辛子にミニトマトと、園芸の経験は一通りある暖のスタッフではありますが、ゴーヤを植えるのは今年が初めてです。 初めての栽培ということで少し心配はありましたが、先日の台風も超え順調に成育し、もうすぐ第一号が収穫できるのではないかと期待が膨らむ今日この頃。

 

 

さて、ささやかな家庭菜園を営む我々ですが、暖に来られるお客様はまた一味違います。 過去農業に従事してきた方も多く、引退してからも自分で食べる分は自分で栽培、余った野菜をおすそ分けでわざわざ持ってきてくれたりする方までおられます。

 

 

たとえばそれは、甘いたまねぎでした。

 

「甘味がある」のではなく、実際「甘い」のです。

 

たまねぎ嫌いの子供が、そのたまねぎのみのかき揚げを残さず食べるほど、と言えばそれがどんなものか少し理解できるでしょうか。子供は嫌いなものは絶対に口にしないものですが、それすら吹っ飛ばす味ということです。

 

 

そんなスーパーでもなかなかお目にかかったことの無いような種類の野菜のおすそ分けを、それもわりかし頻繁にいただくのですが、今朝もまたいただいてしまいました。

 

 

「よかったら食べて!」と手にぶら下げたビニール袋にズッシリと詰まっているそれは、大小様々なジャガイモでした。 採れたばかりの新ジャガ。皮も柔らかく、たわしでこするだけでツルっとした中身が出てきます。

 

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美しい…

 

 

さて、これをどう使ったものか。 せっかく貰った新鮮なジャガイモ。なるべく早く調理し、食したい。

 

急遽行われた、主婦連とスタッフによるジャガイモレシピ会談。5分の長きにわたるその話し合いの結果、主婦連発案による「お好み焼き」を作ることとなりました。

 

ジャガイモでお好み焼き・・・? 輪切りにしたものをフライパンの上に並べるのか、はたまたお好み焼きのメインの具材としてジャガイモを使うのか? 少しは料理経験もあるんだぜというスタッフ各員の料履歴も自負も全く役に立たず、それがどんな料理であるのか想像もつきません。

 

が、お客様の説明を聞いてなるほど、膝を打ちました。 新鮮なジャガイモの皮と芽を取り除いて、それをなんと大根おろしのように、卸がねですり、そこに小麦粉や卵などをいれ、お好み焼きのタネそのものにする、とのこと。

 

ジャガイモおろしにも驚きましたが、それを小麦粉を加えタネにしてしまうのにも大層驚きました。 つくづく料理には柔軟な思考が必要なのだなと思ったものです。 さて、そうと決まれば早速調理に取り掛かります。

 

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包丁で切るばかりが能じゃない。 皮の柔らかい新ジャガ。表面を削り取るようにすれば、皮付近の美味しく栄養豊富な部分も余すところ無く食べることができます。

 

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切れない果物ナイフで。しかし弘法筆を選ばず。 こちらの方は90代とご高齢ですが、料理の腕前もまた、その年輪を刻んでいます。

 

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「テンション上がってきた」

 

なんといい笑顔でしょうか。 皮を剥がされたイモを潰してはすり、すっては潰し。

 

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「今日もイイ笑顔だね!」

 

「わたし料理大好きなんです! 自然に笑顔になっちゃうんです!」

 

嗚呼。50年早く私(スタッフ)が生まれていれば、嫁にきてほしかった。なんとも残念です。

 

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小麦粉、タマゴ、キャベツを混ぜると、俄然お好み焼きの様相を見せ始めます。これは美味しそう。 さて出来上がりです。

 

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※完成イメージ図

 

 

ジャガイモを使うことで、もっちりとした食感が生まれ、口の中に入れれば心地よい弾力を感じることが出来ます。 味ももちろんバッチリ! とてもジャガイモ・小麦粉・卵にキャベツを加えただけの物とは思えませんでした。 否、これこそが「素材の味を引き出す」ということなのでしょう。

 

 

今回は急なことで材料も最低限の物しかそろえられませんでしたが、もしまたジャガイモのおすそ分けがあったときには、肉や小エビなどをいれてみよう、とおなか一杯のみなさん満場一致で決定したのでした。