二度あることは…

投稿日:2012年6月29日


皆さんこんにちわ。

 

 

およそ一週間の間に二度も大量のおすそわけ(主にジャガイモ)を頂くも、その膨大な物量を前に一歩もひるまず主婦力でもって応戦、見事満腹を勝ち取った我々の戦いの軌跡を、前々回と前回更新でお伝えしました。

 

 

ポティトォの苛烈なる猛攻を、その細腕一本で文字通り粉砕したお客様。 「料理」という人間が育んだ食文化と、その継承者たる主婦たちの勝利で戦いの幕は降りたのです。 そんな文化的大勝利を収めた我々でしたが、敵もさるもの、追撃の手は緩むことがありません。

 

 

全ての文化の大元にして出発点。 そう、「農耕」という文明の祖を体現したお客様は、今日もまた数多の農産物を生育し、収穫したばかりのそれを、お土産にと袋の中にこれでもか、と詰めて持ってきてくださいました。

 

 

「これよかったら食べてー」 というとびきりの笑顔と共に。

 

 

あ、あれ? この一週間のうちに何度も味わったデジャヴがまた起こったぞ。

であるならば、袋の中はもちろん…

 

 

南米アンデス山脈の高地が原産といわれ、16世紀、スペイン人によりヨーロッパにもたらされ、 運搬中の船内で芽が出たものを食べて、毒が当たった為「悪魔の植物」と呼ばれたという曰くを持ち、 日本には、1600年ごろにオランダ船によりジャカルタ港より運ばれ、当時は、観賞用として栽培されており、 ジャワのジャガトラ(ジャカルタ)から伝播したことに因んでその呼び名が付いたと言われる、ナス科ナス属の植物。学名:Solanum tuberosum L. 即ち 「ジャガイモ」 ですね。はい。

 

 

二度あることは三度ある なのか 三度目の正直 なのかは誰にも分からないことですが、どうやらジャガイモ祭り・ザ・サードの開催は決定的のようです。 初日の三倍増しで、主婦連の面々の瞳が輝きを増します。

 

 

「面白い、いかな物量と言えども所詮は野菜。我々が赤子の手をひねるが如く、たやすく(文字通り)料理してくれよう」 と言ったかどうかは定かではありませんが、この一週間で三度目の、po・ta・toレシピ会談が開かれます。 さすがに三度目、いつもは5分で決まる話し合いも、今日は10分の時を要しました。

 

 

主婦連いわく、 「先日作ったお好み焼きは確かに美味しかったが、もっちりした生地の中にも少しの歯ごたえを加えればより美味なのではないか」 そんな話し合いの結果、ちょうど一週間前に作ったジャガイモお好み焼きを改良することとなりました。 題して 「田舎風ジャガイモお好み焼き」 ジャガイモのすりおろしは前回のままに、細かく賽の目に切ったジャガイモを追加、更に炊いたご飯を入れることで歯ごたえを加えようという算段です。

 

 

また、ジャガイモのほかに頂いたインゲンや、ケアステーション暖玄関前で栽培している大葉も加えようということになりました。 大筋さえ決まってしまえばその後の展開は疾風怒濤なのはもはやおなじみ。 恒例の調理過程ダイジェストをお届けしたいと思います。

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農耕の嬰児たる芋を主婦力で御する光景。もはやそれも当たり前

 

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「今日も絶好調ですね!」と声をかけるスタッフに 「年季が違うからね!」といい笑顔が返ってきました 

 

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「切れないなら切れないなりに弁えて動けばよい」 至言です

 

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男性スタッフによるジャガイモおろし。 腕力を主婦力に変えて

 

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いただいたインゲンも細かく切って混ぜていきます

 

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こちらは大葉。一枚一枚が手の平の大きさです

 

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あまったご飯は握って焼いて、焼きおにぎりに

 

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ご覧ください。机の上に料理が乗りきれません。 清朝の満漢全席を彷彿とさせると言っても過言ではありません。

 

 

さて肝心の出来上がりですが、主婦連の思惑は見事的中、刻んだジャガイモが功を奏し、もっちりしたなかにも確かな歯ごたえ。 力強いジャガイモの味わいと、噛み付いた歯を優しく押し弾く歯ごたえが両立した、口中全体で楽しめる見事なお好み焼きが出来上がりました。

 

 

とっさの思いつきで作った焼きオニギリも、醤油の焦げた香りも香ばしく、食欲をそそります。

 

 

さて一週間で三回というジャガイモ新記録を樹立した今回ですが、農耕の体現者たるお客様の本領発揮は、暑くなるこれからこそが、むしろ本番と言えるでしょう。 大量のいただきものを、いかにして主婦連がさばいていくか。

 

 

今後の展開に乞うご期待、です。