お陰様で一周年

投稿日:2012年8月2日


皆さんこんにちわ。

タイトルにもあるように、ケアステーション暖は8月1日をもって無事一周年を迎えることができました。
これもひとえに、日頃利用して下さるお客様のおかげでございます。
来年再来年、それ以降もずっと、この良き日をお客様と共に迎えられればと思います。

さて、せっかくの一周年、日頃お世話になっているお客様に感謝の気持ちを表すため、ささやかながらお祝いの会を開こうということになりました。

こういった場合、何か料理でもてなすにしても、我々側で全てを用意しお客様を歓待するための準備をするのが普通だと思います。
が、そこは主婦歴長いケアステーション暖の面々。

「いいよいいよ、せっかく人が集まるんだし、日頃家では作らないような料理を作ってみんなで食べましょう」

「そうね、そのほうが安上がりだし、美味しいものができますよ」

「じゃあまたみんなで何か作るということで」

「賛成!」「異議なし!」


自分たちの口に入るものは自分たちで作るべし。

そんなルールを自らに課しているとしか思えないほど、この方々はいついかなる時でも包丁を持つ手を休めようとはしません。

そんなわけで今回もいつもの誕生会同様、自分たちで昼飯を用意し、皆で美味しくいただきましょうといういつものスタイルで行われることになりました。

さて、では何を作るか。

この一年、様々な料理を作っては食べてきたケアステーション暖。

何かしらイベント的な要素があり、普段家ではあまりつくらないようなもの、という選定基準から過去のイベント料理は決定されてきましたが、一年も作り続けるとアイディアを出すのもなかなか大変です。

議論が煮詰まる中、気分転換にと付けたテレビからこんなアナウンスが流れました。

「ウドンといえば、祝い事に際して振る舞われる「ハレ」の食物として、古くから日本全国で食べられてきた食べ物です」

…! 一同瞬間コレダ! とひらめきました。

ウドンといえば製造過程自体は簡単なものの、生地をねかせたり伸ばしに技術がいるなどの、時間的・技術的な障害からこれまで採用されなかったレシピ。

ところが今回、子供の頃からうどんを打っているという名人がおられるのです。

生地を伸ばすなどの技術がいる部分はその方にお願いし、あとはいつもの主婦連がけんちん汁などを作成すれば、これはもう、うまかうどんが出来上がるのは間違いありません。

レシピが決まればあとは早いもの。
材料そのほか調達をすませ、あとは当日を待つばかり。


一周年当日、肩から生地の入ったビニール袋を左肩に担いで現れたA様、右の方にぶら下げた手提げ袋からはうどんを伸ばすための棒が派手にはみ出しており、そのやる気が伺いしれます。

「さぁ、今が一番生地の状態がいいんだから、ノロノロしてないですぐに伸ばして食べるわよ!」

到着して一息つくまもなくうどん打ちが始まります。なんというやる気。

 

いざ力仕事となれば男も容赦なく駆り出されます。
「違う、踏みながら丸くなるように!」
叱咤の声が響きます。

打粉をうったら一瞬の躊躇もなく伸ばし始めます。
伸ばしは時間との勝負なんですね!
「いや、乾いたら濡らせばいいよ」…左様でございますか。

男性スタッフに指導するA様。
「力入れすぎ! くっついちゃうよ!」
うどん道は果てしなく続く

伸ばした生地を交互に折り畳みながら重ね…

 

切ったらとたんにもううどん。

 

たっぷりのお湯で茹でていきます。

ザルに上げたらすぐさま流水で洗っていきます。
「ぬめりを取るためしっかり洗うのよ」

ドンブリにとりわけて、面打ち完了!

続いて、同時進行のけんちん汁班。

 

裁断は神速を尊ぶべし。
うどんを伸ばす間に、いつの間にか野菜がバラバラ

バラバラ野菜を炒めます

 

水を加えひと煮立ち。調味すれば、けんちん汁の出来上がり。
ほぼ同じタイミングで茹で上がっていたうどんにぶっかけます。

 

祝い事と言えば、寿司。
社長からの差し入れです。

 

さて、みなさまグラスは行き渡りましたでしょうか?
それでは
「「「いただきます。一周年おめでとう!」」」

「このうどん、腰が強くて喉越しも最高!」

「けんちん汁も野菜のダシが出てるね!」

「昔っから親に打たされてきたからね、目をつぶってても打てるよ!」

「さすがAさん、威勢がいいね! Aさんみたいに歯切れのいいウドンだよ」

「社長がもってきてくれた寿司も美味しいですよ、ほら、このマグロ食べません?」

「しかし、私が来たときにはここもお客さんが少なかったのに、もうこんなに賑やかで嬉しいよ」

「ほんとに、私一人のときもあったのに、それが数箇月でこんなに賑やかだなんて、頑張ったねぇ」


うどんから始まり寿司に移行した話題は、次第にこの一年を思い返す形となりました。
最初の頃はお客様も少なくて静かだった暖も、今はこの賑わいです。
我々スタッフとしても感慨深いものがあります。


さて午前の部はここまで。
午後の部はパーティーの定番、ビンゴ大会を開催します。

 

管理者から一周年の挨拶を述べたあと、ビンゴカードを配ります。
そしてサプライズゲスト招聘。
「さて皆さん、今日はこの晴れの日に、特別ゲストが来てます!」

「「「おー!」」」

「いったい誰なんだろう?」

「芸人さんかな」

「いや歌手じゃないのか」

管理者「皆さんハズレです! では張り切って登場してください! どーぞー!」

ガタンっ、バタバタバタ!

そして事務所から出てくるは異形のヒトガタ。

 

「みなさんようこそ~ キャサリンでっす☆彡」

男らしく勇壮に、大胆にデンジャラス(意味不明)。
はっぴを纏い、顔には化粧を施し、頭にはカチューシャをのせた特別ゲスト…言わずとしれたお祭り野郎、

スタッフBがあらわれた!

「ぎゃー、何あれ!何あれ!」「うっわ、気持ち悪い!」「よくみると案外可愛いよ」


※番組の途中ですが、ここでスタッフBよりお詫びと言い訳です。
 「私、スタッフBは当初法被をまとった姿で、皆様から「かっこいい!」と賞賛の声を浴びたかったのです。
 それを、あの、性悪管理者の奸計によって、このような醜態を晒す事態に陥ってしまいました。
 このような不快極まるものを、不特定多数が閲覧するネット上に公開することについて、私本人としましても申し訳ない気持ちでいっぱいなのですが、それもこれもあの管理者のせいでございます許すまじ管理者」
 

では続きです。

まさかの怪物乱入に沸く一同。
上二枚の写真を見てください、普段は物静かなお客様がこの表情。

怪物はさらに調子に乗ります。

 

「はぁ~い、お・ま・た・せ!♥」
スタッフBの魅力にお客様もメロメロです(書いてて悲しくなってk)

場はかつてないほど盛り上がり、腹を抱え、涙を浮かべて爆笑するお客様たち。…なんだかビンゴ大会が別の会合となりつつあります。

このままじゃイカン、軌道修正しなければ。

「んん…! ゴホン! さて気を取り直して、ビンゴたいかーい!」

無理やりビンゴ大会を開催しますが、その間も漏れ聞こえる笑い声。

「あー、こんなに笑ったの久しぶり…」

…そうですか、笑えば免疫力が上がるんですよヨカッタですね。

 

腐っても介護士、異形の姿であっても司会進行をするその姿は、介護職の鏡と言っても過言ではありません。
ちなみに二等賞、超高級トイレットペーパーとハワイ旅行(現地集合、現地解散)が贈呈されました。

オヤツにまたみなさんでケーキを作って食べました


楽しい時は早くすぎるもの、あっという間におかえりの時間となりました。


「今日は来てよかったわ」

「これからもよろしくね」

お帰りになる方々が口々に同じ言葉をかけてくださったのが嬉しかったです。

これからの一年も、お客様のために何ができるかを常に考え、実行し続ける一年にしたいと思います。